悲しみを体験した子どもたちへの
グリーフサポートとプレイセラピー
—親ががんに罹患した子どもへの支援の現場からー
(終了しました)
子どもたちが経験する「悲しみ」には、言葉にならない思いがたくさんあります。その思いは、沈黙の中に、表情の変化に、そして何より「あそび」の中に、表現されていることがあります。こうした悲しみを抱えた子どもたちに寄り添う立場にあるとき、私たちは何を大切にし、どのように「あそび」を通して関わることができるのでしょうか。
本研修では、親ががんに罹患した子どもたちへのグリーフサポートを中心に、プレイセラピーの視点から「あそび」を介した支援のあり方について、実践的な学びを深めることを目的としています。
講師には、国立がん研究センター中央病院緩和医療科ホスピタルプレイスタッフとして長年現場に携わり、多くの患者さんやそのご家族に向き合ってこられた小嶋リベカ先生をお迎えします。具体的な症例を交えながら、子どもの死の理解、グリーフ(悲嘆) 、支援者のいたみ、そして子どもと関わるうえで大切にしている視点についてお話しいただきます。また、実際の支援に取り入れているレガシーワーク(子どもと家族が愛情や想いを伝えて形に遺す活動)の体験も交えながら、あそびを通じたつながりの再構築や、親と子の橋渡しとなるプレイセラピストの在り方についても学んでいきます。
ワークの体験や参加者同士のディスカッションを通して、日々の臨床を振り返りながら、子どもたちの「語り」に寄り添い、受けとめるプレイセラピストとしての姿勢を、共に深めていきましょう。
日程:
2026年3月20日金曜日・祝日
時間:午前9時〜午後12時10分(途中休憩あり)
会場:zoomによるオンライン
*お申し込みの方に詳細をお知らせします
*グループによるディスカッションやワークを含む参加型の研修のため、カメラ・音声ともに
オンにできる環境でのご参加をお願いいたします。オンにできない場合には、事前にご相談く
ださい。
*ワークのために、折り紙などの身近な道具を各自お手元にご準備いただく必要があります。
お申し込みいただいた方に3月初旬までにお知らせいたします。
定員:40名(先着順)
参加費:会員3,000円 会員(大学院生)2,000円
非会員4,000円 非会員(大学院生)3,000円
*今回入会をご希望の方は、入会審査のため、2026年2月末日までに会員の申し込みをお願
いいたします(詳細はお問い合わせいただくか、ホームペhttp://www.tokyocpt.org/をご覧
ください)
対象:臨床心理士・公認心理師・医師などの子どもや家族、親に関わるメンタルヘルスの専
門家、心理・福祉・教育などの近接領域専攻の大学院生
単位認定:この研修は認定プレイセラピスト™の申請基準「プレイセラピーに関するトピッ
ク」への3CEsが認められます。
申し込み方法:Peatixによるお申し込み。https://peatix.com/event/4645054
2026年3月5日締切。定員になり次第締切ます。
キャンセルについて:参加者のご都合によるキャンセルの場合、Peatixの規定に基づいた返金をいたします(一定の手数料をご負担いただくこととなります) 。事情によりワークショップ開催がなされない場合には、すべての参加者に参加費全額を払い戻し致します。
講師紹介
小嶋リベカ氏
国立がん研究センター中央病院緩和医療科
世田谷区自殺対策協議会委員
臨床心理士、公認心理師。ルーテル学院大学卒業、2003年サリー大学ローハンプトン校大学院で学位(Postgraduate Diploma in Play Therapy)を取得。2004年よりセラピスト、スクールカウンセラー等を務める。2013年より、国立がん研究センター中央病院緩和医療科にてホスピタルプレイスタッフとして勤務。著書に『子どもとつむぐものがたり』 (日本キリスト教団出版局、2018年) 、 『だいすきなあなたへ~おやこでいっしょにてづくりノート~』 (PHP研究所、2019年) 。共著に『がんの親をもつ子どもたちをサポートする本』 (青海社、2017年)などがある。